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January 22, 2005

食欲旺盛なもんで

ちょうど読み終わったのが新井素子さんの読書エッセイ、「素子の本好きアラカル
ト」。
ご本人も書いていらっしゃる通り、書評ではなくって本好きが好きな本を語っている
エッセイなんですが けっこう好きな本や本に共感するポイントがかぶっていて楽し
かったです。また読んでみたい本も増えたし。
そこから派生して自分の好きな本の話をしたくなる項もたくさんあったのだけど、と
りあえず今日は子供の本と食べ物のはなし。生来食い意地が張っているので、本の中
においしそうな食べ物が出てくるとかなりポイントが高いです。素子さんが書いてい
るぐりとぐらのカステラや「チョコレート工場の秘密」「フランシス」シリーズの
ミートボールスパゲッティやらハイジのおじいさんのチーズがのったパンやらみんな
おいしそうなんだけどたぶん私の「子供の頃に読んだおいしそうな本ベスト3」はた
ぶんこれ。

その1 「霧の向こうの不思議な町」  柏葉幸子作
トケの店のお菓子。 主人公が下宿するうちの近くにあってそこのお菓子はおいしい
し、どれだけ食べても太らないのだ。今、そんな店があったらきっと毎日通うに違い
ない。虹色のキャンディーとか花の形のババロアとか、本当においしそうだった。

その2 「偉大なワンドゥードゥル 最後の一匹」 ジュリーアンドリュース作
ソーダファウンテン。注文を言うと、不思議な機械が動き出して注文をはるかに超え
るようなおいしそうなデザートを作ってくれるのだ。ちなみにバナナスプリットと言
う言葉はここで始めて覚え、よくイメージがわかないながらに世にもおいしそうなも
のを期待していたら実際はバナナにアイスがのっているだけでちょっと寂しかった。

その3「農場の少年」 ローラ インガルス ワイルダー
ご存知大草原の小さな家シリーズ。後にローラのダンナになるアルマンゾの少年時代

話なのですが大家族で、お母さんが料理自慢らしくとにかくご飯がおいしそう。
小学生だった私はここで肉汁(グレービー)とポークビーンズに憧れました。
どれほど食べ物の描写が美味しそうかというと、当時私はそのページを何度も読み返
したいがあまり食べ物が出てくるページに全部折り目をつけたもんだ。後日妹が学校に
持っていき、「何で折ってあるの~?」とか聞かれて恥をかいたらしい。だってさー、読んで
いるだけで幸せになりそうな感じだったんだよ。口の中でほろっと崩れるアップルパイとか
美味しそうだったなあ(遠い目)

大人の本ってさ、本当のグルメ本以外そう言う楽しみ意外とないのよ。料理の名前が羅列してあったり
してもそれを大人が経験上読み取ってくれ、みたいな書き方なので何だかすごいらしい、という
事はわかっても想像するのは難しいのだ。ちょっと楽しみ半減です。
そうねえ、強いて上げれば池波正太郎の剣客商売くらいかなあ。「五鉄」の軍鶏なべは
是非食べてみたいものでござる。

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