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April 18, 2005

国と国、人と人

出張中、テレビがホテルの部屋にあるところが前半ほとんどなかったもので。ようやく中日あたりに何か、日本関連のニュースはないだろうかとつけたBBCでいきなり映ったのが日の丸燃やして投石騒ぎだったわけです。
で、まあ帰ってきても仕事柄それでもう大騒ぎ。

あたし、どちらかと言えば中国好きなほうだと思うけどさ…ほとんど記憶のかなたに行っちゃったけども一応第二外国語は中国語だし、東洋史勉強しようと思っていた時期もあるし、内蒙古にも行ったし、三国志、陳舜臣、チャンイーモウ、大地の子…(ちょっと違うか)。高校生のときに読んだ本多勝一氏の「中国の旅」とかにもかなりショックを受けた口で。…それでも正直、げんなりするし、何というか途方にくれるよねえ。

確かに悲劇はあっただろうし、許せない思いも強いかもしれない。でもさ、この先もずーっと鬼のような日本人の話を学んだ子供たちがまたどんどん増えていって…それで、本当に日中友好、なんてことができるんだろうか?いや、政治レベルではなくて。あっちからすれば「罪を犯しておいて何を言う」って言うスタンスなのかもしれないけれど、それでもやっぱり戦争の話を伝えていくのなら、本題となるべきは「戦争は恐ろしい。繰り返してはいけない」いうことだろうと思う。それを学ぶのに過去の話を用いるのはまあ自然なことだし、その事実を観てある程度の敵意や反感を持つのはやむをえない感情かしら、とも思うのだけれど。本当に外交の舞台で語っているとおり、国々が平和を望むのであるのならば、まずその教育において「敵意」を教え込むところから入るのはやめないか?
相手の対応が不満だ、と言って声高に訴えるのを仮に是としても、幼いときから「敵」がたくさんいることを学んで育った子供たちは決して平和を信じないと思う。やっぱり「抑止力」と同じで、そんなことを信じているから騙される、と言うのが教育方針なんだろうか。そして、自分の国の旗がテレビで燃やされるのを観てその国を認識した子供たちもやっぱり前向きな感情は持たないだろう。それは歴史認識がどうとか、そういうところからはなれてもっと根本的な反感、違和感、だからこそ怖いと思うんだけれども。

たぶん、あたしたち日本人は世界的に観れば、かなりお気楽な付き合いべたな民族なんだろう。だからこそ、いきなり向けられた強い反発に、怒ったり(あるいは反省したり…求められるとおりに)するよりも、むしろ当惑する。それで「触らぬ神に…」とか思っちゃうのだ。なんかさ、どういう結果にせよ、絶対いい結果にならないよ。仮に上の人がお金出したりしても、二つの国の人たちにわだかまっているものは、結局滞るだけにしかならないし。

もうやめようよ、こんなこと。

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