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May 05, 2005

シャッフル@PARCO劇場

出演 伊原剛志 奥菜恵 風花舞 三上市朗 山内圭哉 石野眞子 平田敦子 他


とある宝石店で時価数十億円のダイヤが巧妙な手口で盗まれた。この事件を担当することになったのは敏腕刑事 乾(伊原剛志)。彼は有能なのだがトランプの手札のように女を取り替えることからシャッフルと呼ばれている…当然弱みは女…しかも好みの基準は石野眞子。ダイヤを盗んだのは女盗賊ミスハート(風花舞)率いる窃盗団チップス…追いかけるシャッフルに付きまとうのはこの事件で宝石店の警備員を首になった博多弁でさえない、女三つ葉(奥菜恵)。

早速チップスのアジトを掴んだシャッフルと三つ葉は二人で乗り込むが、ミスハートの色っぽさに直撃されたシャッフルは敵の前に不用意に姿を現し銃撃される。転落したシャッフルには外傷はなかったが、頭を打ったせいか?人の顔を見ても、その人物の顔ではなく、自分が過去に知っている人の別の人の顔に見えてしまうのだ。要はAにあっているのに、シャッフルにはBに見えている。それが、また何かのきっかけでAに会っているのに、彼にはCの顔に見えるようになったりするわけだ。これによって起こる珍騒動…彼の側を離れないさえない女三つ葉…それでも犯人を捕まえようとするシャッフルはどうなる?

            *                         *
しかし、後藤さんの作る舞台はよく人が死ぬなあ…。前作の「痛くなるまで目に入れろ」がどうもダメだったのですが、今回のはけっこう好きですねえ、こういうの。軽くて、馬鹿馬鹿しくて、舞台ならではの笑いがあって…このネタ、アニメや映像でやっても対して面白くないと思うもん。この「Aなんだけど、シャッフルの目にはBに見えている」という状況を俳優さんたちが演技でやるわけですよ。だからそれぞれの口癖とか、見た目とかかなりデフォルメして作ってあるのですが、変な親父の役とかを美人盗賊役の風花舞さんとかがふつーにやるの(笑) 衣装から何から何だか漫画チックで、昔見てたアニメみたい。「トムとジェリー」とか「ルパン三世」とかかなりひどいことになっても見ているほうはげらげら笑える、あんな感じに似ています。シャッフル自体、あの軽い感じがルパンみたいだし。お芝居にメッセージ性を求める人には向かないと思うけど(だって別に感動するとことろうやテーマがあるわけじゃないし)これはこれでお芝居ならではの面白さだと思う。

役者さんは内容もあってかかなり曲者ぞろいで本人のイメージどおりの役を演じている人が多いと思うんだけど、びっくりしたのが奥菜さん。舞台では初見ということもあって、ただのきれいどころのイメージしかなかったんだけど、何かいい意味で(?)小汚い、女っぽくない役を楽しげに演じてました。だって、髪の毛にガム付いてるんだよ?(笑)…かなりヒロインとしては異色でしょう。あと、平田敦子さんの相変わらず捨て身な演技が(^^;)…所属劇団の舞台でもないのに、出てきて台詞しゃべる前にもう笑いが起こるって、すごい。

そして石野眞子ですよ!わたしでも、「子供の頃のアイドル歌手」ってイメージだから、この舞台を観に来ている人で現役アイドル時代の彼女を知ってる人っているのかなあ?とも思うのですが、年を経ても代わりのないアイドルぶりで、しっかり笑いもとっていて、何ともおいしい役柄(?)でした。いや、よく出たなあ、とも思いますが(笑)

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