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January 07, 2006

キャラメルボックスTV

畑中智行強化月間 特別企画リクエスト大会(←投票画面で微妙なラインナップだと思ってたらそう言うことだったのか) 第一位~ということで。

何と第一位が「我が名は虹」でした~パチパチ。終わった直後に「DVDが出ないかなあ」って思った割には実はまだ開封していません。どうも基本的に重大なことほど後回しにする性格なんだよー…ええ、日記でもそうなんですが(苦笑)。だから気合入れて買ったDVDほどなかなか観られない、という状況になるんですよ。「賢治島…」も日替わりキャスト篇は自分の観ていない日の分を見たかったので早々に見ましたが、本編は去年の10月くらいに観ました。「幸せな孤独な薔薇」もまだ観ないでとってあるんだもんね(苦笑)

さて、「虹」ですが。これも脇道の感想やら千秋楽の話やらは書いたんですが、結局本編の感想は確か書いていません(汗)
キャラクターはかなり好き。クールな畑中くんの城の内もかなり新鮮だったし、初めて女子で殺陣をやったじっきーも頑張ったと思うし、温井ちゃんのお姉さん役も慈しみたっぷりで哀れだったし。
しかし、何と言っても私としては岡田さつきさん演じるえんと、細見さんの亥三郎、そして菅野さんの鉄の三人の関係というかバランスがとっても好きでしたよ。特に細見さんは、こういう「ただのいい人」ではない役のほうが絶対好き…あとはブリザードミュージックの久慈とか銀河旋律でやったサルマルとか。このへんはキャラメルファンの中でも多数派ではないと思うけど、ちょっとワル目だったり、すねている役ですね。弱いくせに黒江に対して毒づく最初の立ち回りや、捕まっても虚勢を張るところとかが好きで。何で成井さんも、客演で呼ぶ劇団も、どっちかというと細見さんに好青年的な役回りばかり振りたがるんだろう?
で、大人な女だったらキャラメル随一のももこさん。後半、恋人の急を知らされて、青葉を一喝(?)し、その後の鉄とのやりとりが日を追うごとに凄みを増していって…彼女の作る人間像はたいていいつも好きなんですがこのえんはその中でも、というかキャラメルの女性キャラの中でもかなり好きかも。

ただやっぱり時代劇やら時代小説オタから観ると突っ込みどころが満載なんだよなあ。何か、最後までどうしても違和感が合ったのは黒江なのよ…どうしてもそんなたいしたやつに見えないんだよ。おっかーさん、もっともっと悪い人になってくれーって思いながら観ていました。やっぱりこの話ってこの人がとことん悪い人で、これはもうやっつけられても仕方がない、でも強いからやっつけられない…ってところにヒーロー登場、じゃないと話が成り立たないのに、どうしてもそんな悪い人に見えない。そうすると、鉄さんの恐怖からの決意、もその分軽くなっちゃう感じなんだよね。

しかし、というのを抜きにしてもやっぱり菅野さんいいわ~と結局そこに行くわけです(笑)。最後の殺陣のクライマックスのシーン、黒江を追い詰めて、言葉で脅して、そして青葉に黒江を斬れ、というわけですが…殺陣の始まりから一太刀ごとに表情が変わっていくんだよねえ。私、実はこのシーン、かなり好きだったりする。赤い照明で舞台のときはよく見えなかったんだけど、今日映像で観ると「斬れ!」と青葉に向けた目もかなり酷薄な顔のままでいいなあ、と。ここでいきなり目が優しくなっちゃったらかえって嘘だと思う。あの後、他の人の感想も読んでそれなりに意見が割れていたのが、ここの鉄が「人斬り以蔵」の顔を取り戻すのが青葉のことを考えた完全な演技か、それとも演技だけではないか、というのがあって。私は、演技じゃない派です。やっぱり、日常的に人を斬ってきた男にとっていったんは捨てた刀を交えるごとに戻ってくるのは単なる技術だけじゃないと思う。人を斬るのを怖いともさほど悪いとも思ってなかったころの血のたぎりや、高揚感があって、それがあとの「こいつと同じ人間になってしまう」やら「わしも嵐じゃ」につながるんだと思うんですよ。だから、この表情を見てかなり嬉しかったりしたのでした(笑) 「クロノス」が終わってしまったあたりにDVDで確認してみようっと。

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