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February 04, 2006

デブラ ウィンガーを探して

ロザンナ アークエットと言う女優さんが、自分自身抱える女優としての悩み@子育て、加齢、スタッフとの関係、役に対する不満etcを率直に他の女優にインタビューしたものを編集したドキュメンタリー形式の映画。
この企画の一つのきっかけになったのが、「愛と青春の旅立ち」で有名なデブラ・ウィンガーの引退だったわけです。

私、実は「愛と青春の旅立ち」を観ていないので、デブラ・ウィンガーといえばロバート・レッドフォードと一緒に出ていた「夜霧のマンハッタン」なわけですが。最初の頃はデボラ・ウィンガーって言われていたのにいきなりデブラ・ウィンガーになってしまってびっくりでした。しかも何だか「デブラ」って響きがギャグアニメの怪獣みたいでちょっといやでした。この映画の記事を見て初めて引退した、って聞いてちょっとびっくり。何だかアイドルはともかく、それなりの演技派の女優さんって引退しない、っていうイメージみたいなのがあったんですよね。じゃああれだけいた女優さんたちはいったいどこにいったかっていうことになるわけですが。

何かこの映画見て、ああ~みんなここにいたんだ~って思いました(笑)。ハリウッド映画はどっちかというと苦手であんまり数は見ていないんだけど、そんな私でも知っているような女優さんがずらり。ジェーン・フォンダ、シャーロット・ランブリング、メグ・ライアン、グィネス・パルトロウ…。ダリル・ハンナとか懐かしいなあ。そんな女優さんたちのかなりの本音トークをつないでいく形式。華やかな世界には見えるけど、けっこう抱いている悩みは会社員の私たちとけっこう一緒だったりして…女優も職業の一つなのね、と妙に実感しちゃいました。特に印象的だったのはシャロン・ストーンとウーピー・ゴールドバーグかな。「脱ぐ仕事をするときにいつも後に続く女優達のことを考える」と語るシャロンはセクシーなイメージが強調されるけど、すごく知的で同性から観ても魅力的な女優さんだったし、ウーピーのユーモアをたっぷり加味しつつ深い言葉の数々はかなり説得力がありました(私のお尻はストーカー発現には笑ったけど。あたしのもだなー苦笑。)。ひとことふたことでも個性ってでるよね。この映画を観て、切り貼りで表面的だって言う意見もけっこうあったみたいだけど、インタビュー映画というわけではないし、私はこれだけさまざまな女優さんがそれぞれに悩みつつ考えつつ、女優という仕事をやってるんだな、っていうのだけで十分興味深かったし、観た価値がありました。けっこう意外だったのが、「他にできることが無いから」「生活のために」と言い切っていた人が結構多かった事。あと、みんな芸歴が長いからかもしれないけど「自分の女優としてのレベルは大体このくらい」と言う基準をほとんどの人が持ちながら発言していた事が面白かったし、ある意味痛かった。当たり前ではあるけど、ハリウッドもそうそう夢の世界じゃないのね。
無造作にまとめているように見えるけど、発言の選択や、女優さんの選択には当然ロザンナの意向がかなり入っているわけで。「私の尊敬する女優たち」と繰り返し言っていたところも考えると、これに誰が出てこなかったか、っていうのもある意味興味深かったりする(笑)

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