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June 23, 2006

これが実力な訳で。 日本VSブラジル

キーパー替えられる、ってのがどれだけの屈辱か、っていうのはおいといて。

まあこれが実力なんだ、と思う。
一点取れただけで国中が舞い上がって星勘定始めるよりも、その一点を少なくとも前半は何とか守りること、全員が守る為にどう動くか、ということができなかった。
90分走り続けて、何としてでも点を取ってやる、って言う思いをピッチの上から感じることはできなかった。
まあ、この後のジーコ叩きは容易に想像できて鬱になるけど、そのための意識を持たせる、って言うのは監督がどうこうしてできる、って問題じゃないだろう。それを言うなら、98年のジャマイカ戦だって、2002年のトルコ戦だって、それを感じることはできなかったもの。

戦う集団にジーコはできなかった、という人はいる。ただ、何人かのメンバーを変えることで一点とられて下を向いてしまうメンタリティを変えられるものだろうか。
たとえばピクシー、たとえばドゥンガ、90分味方を叱咤し続け、あるいは90分走り続けることで他の選手を引っ張り続けることができる選手がいるだろうか。
ジーコを含め、誰かを戦犯で片付けることは簡単だ。でもそれだと絶対に日本のサッカーは変わって行かないと思う。先制ゴールの玉田が試合後、悔しさを噛みしめている顔だったのがちょっと嬉しかった。
今までだったら、一点とって免罪符、という感じで笑顔でインタビューってこともあったから。

なすすべなく、ボールを回され続けた悔しさを忘れるな。本気のブラジルに子どものように何もできなかった悔しさを忘れるな。じゃないと、今回の経験が無駄になる。
これを失敗だった、というのならW杯になって初めてサッカーの存在を思い出すんじゃなくて、Jリーグの試合に足を運んで厳しく暖かく選手のプレーを評価して欲しい。

98年W杯の後に、相馬さんが「答えは残りの現役生活の中で出したい」と言ったように、この試合で、大会で何を得たかはジーコにとっても選手たちにとってもこれからの彼らのサッカー生活の中で決まるんだと思う。
どう叩かれようと、私は好きだったよ、今回の代表。今回の選手たちの何人が2010年のピッチに立てるかはわからないけれど、彼らの今後は見守って行きたいと思う。

お疲れ様。しばし休んで、この借りはきっちり返してね。
予選がまた、始まるのなんてあっという間だ。

* * * * *

…しかしチェコまで…(涙) 
あとは何を楽しみにW杯観るかなあ。 相馬さんの露出度もいきなり減りそうだし。
あ、あと試合で一個だけ。満男さん、効いてたと思うんだけどな。交代は残念だった。

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Comments

うわー。空くんか懐かしい~。異国ものと言えば、4年前の今頃に高橋由佳利「トルコで私も考えた」をむさぼり読んでいたのを思い出しました(エントリが違いますねすみません)。

前半の積極的なプレッシャーのかけ方を見て「お、やればできるじゃん」と期待しましたが、ブラジルのスピードとテクニックについていくのは40分が精一杯でしたね。それでも、2点目3点目をとられても、「ここまでおいで」とばかりにボールを回されても、不格好でもいいからボールにすがりつく姿を見たかった…。俊輔のありえないようなよろけ方など見ると、選手一人一人は相当限界までやっていたように見えるのに、集団として戦う気迫が立ち上ってこないのはなぜなのか、日本サッカーはまた問い続けていくことになりますね。

長くなっちゃいました。失礼しました。

Posted by: 赤毛 | June 23, 2006 at 11:25 AM

おや、赤毛さんてば空くんご存知とは。
「トルコで私も考えた」はひそかに気になっているので今度読んでみます~。

そうなんですよね。やる気がないとは思わないし、叩かれているように勝つ気がないとも思わない。ただ、その勝ちたい気持ちや悔しさのを外にうまく表現することでグループ全体のまとまりや、盛り上がりにつなげていく、そういう「見せかた」みたいなのが下手だなあ、と。
玉田の得点は本当に素晴らしかったですけれど、それでさえ何だかイケイケムードにならないんですよね。代表に限らず、チームを強くするためにはその辺も考えないといかんのだなあ、などと思ってしまいました。

Posted by: EM/蒼@家主 | June 24, 2006 at 06:21 AM

だからエントリが違うっちうのに連続投稿失礼します。おぼろげな記憶ですが、小田空さんと高橋由佳利さんは、同時期に「りぼん」に連載していたような。私は『プラスティック・ドール』とか、高橋由佳利さんの描く少女漫画がわりと好きでした。今はちょっと路線を変更したのでしょうか。

『トルコで~』は、1巻と3巻だけ家にあるのですが、3巻の最後に2002W杯期間のトルコの盛り上がりを紹介した作品が載っていて楽しいです。イルハンの似顔絵とか…今見ると懐かしい。中に、トルコ人のサッカー熱について書いているところがあるのですが「トルコ人の熱さを見ていると日本の応援がレクリエーションに見えるのだ」とあって、妙に納得しました。

Posted by: 赤毛 | June 25, 2006 at 04:46 AM

>赤毛さん
いやいや、もう主題なんて本文もないようなもんですから。別にここで今日の朝ごはんの話書いていただこうが、全くかまいませんよ~。

漫画好きなんですけど、読んでいたのが友達から借りたもの以外はほぼ白泉社、というやたらと偏った読み方をしていたのでりぼん、なかよし系はあんまり縁がなかったんですよ。空くんは友人から借りたんだったな、確か。「有閑倶楽部」とか大人になってから読みました(笑)

いつか項を改めて書こうとも思ってるんですが、仕事の関係で海外のチームとサポーターの裏方をちょっとやってた時期があって(直接話してはないけれどね。)まさにサッカー=ライフなんですよ。心の支えもごらくも夢もすべてサッカーに託している感じです。

Posted by: EM/蒼@家主 | June 25, 2006 at 11:21 PM

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