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January 17, 2007

本年初観劇でした。

青山劇場にて「BROADWAY GALA CONCERT」。え?コンサートじゃん、って思われるかもしれませんがミュージカルの場合、歌にドラマがあるので観劇でいいかな、と。芝居はちなみに連ちゃんで8日に「朧の森に棲む鬼」が最初です。うーん、6日が仕事だったとは言え幸せな週末だわ。

出演 秋川雅史 石井一孝 今井清隆 浦井健治 大浦みずき 鳳蘭 島田歌穂 シルビア・グラブ 鈴木綜馬 マルシア
司会 笠井信輔アナ

これ、2005年に開催された時に一回行っています。その時は某有名番組にレギュラーで出ていらっしゃるアナウンサーさんが司会だったのですが、ミュージカルの知識がないのが見え見え。いや、別にそんなによく知らなくてもそれなりの盛り上げ方があるじゃないですか。それが、的外れな質問とつまらないギャグの上に、出演者の名前間違えるし(--;)。イメージで言うと「サッカーなんかつまらない」と思っている野球解説者がそのままのテンションを持ち込んで付け焼刃で司会する感じ?いや、仮にもプロなんだからさー、と前回は歌は楽しかったんだけど、正直、司会に関するいらいらが半ばトラウマに…ええ、心狭いですからね、私。
今回の司会は笠井アナ…有名なミュージカル好きという噂は聞いていたのですが。アナウンサーの忙しさで、昨年だけで20本を超えるミュージカル観劇、って確かに凄いかも。もう、とにかく本人がいるだけで楽しそう。で、出演者の方々も笠井さんがミュージカル好きで、自分の作品も観に来てるのも知ってて、だから絶対突っ込んでくれる、という確信を持って遊んでみせる。で、そこにピシッと突込みが決まる、というのが見ていてとっても気持ちよかった。
さらに前回はどっちかというと「まず曲ありき」で、それに役者さんをはめた、って言う感じだったんだけど今回は割と出演者も少なく、厳選されていたこともあってそれぞれに出演者の持ち歌、好きな歌、イメージにあっている歌ばっかりだったことも密度が濃い内容になった大きな原因。某国営放送の懐かしの歌やら年末の歌合戦と香とは違って、あくまでミュージカルは芝居なのであるから、どんなにいい歌でも合わない役者さんが歌ったらミスキャストだ。その意味では、秋川雅史さん、ちょっと辛かったな。歌はお上手なんだけど、芝居を観るつもりで見たらやっぱり気持ちが載っていないように見えてしまった。むしろ、今井清隆さんが歌った、「エーデルワイス」とかを歌った方がよかったんじゃないか。たぶん、ご本人的にもっと合う歌、舞台がありそうだと思うんだけど。

今さらネタバレでもないと思うけど曲目一覧。

1 アナザー・オープニング・アナザーショー(キス・ミー・ケート)    全員
2 オール・ザット・ジャズ(シカゴ)                     シルビア・グラブ
3 エーデルワイス(サウンド・オブ・ミュージック)            今井清隆
4 蜘蛛女のキス(蜘蛛女のキス)                     大浦みずき
5 愛を感じて(ライオンキング)                       浦井健治
6 人生の苦しみ(アイーダ)                         マルシア
7 美女と野獣(美女と野獣)                        今井清隆/シルビア・グラブ
8 2ペンスを鳩に                               島田歌穂
9 スパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス(メアリーポピンズ) 
                   島田歌穂/マルシア/浦井健治/今井清隆/シルビア・グラブ
10 君住む街角(マイフェアレディー)                   鈴木綜馬
11 デンジャラス・ゲーム(ジキルとハイド)               石井一孝/マルシア
12 夢だけでいい(ボーイ・フロム・オズ)                鳳蘭
13 マリア(ウェストサイド物語)                      秋川雅史
14 トゥナイト(ウェストサイド物語)                    ALL CAST


後半はミュージカルスターオーディションなるものが冒頭にありました。前回は、NHKのど自慢みたいに巧い人とそうじゃないひとがバラけてたんですが、今回は平均レベルが高かったです。ただ、狙いどころとしては今、日本のミュージカル界で層が薄いのは男女とも若手の綺麗どころと性格俳優(女優)だと思うのよ。特に女優はある程度の年齢層のヒロインは宝塚引退組がいるので、その辺が占めているケースが多いけれど、その前世代があんまりいないので今はテレビやら舞台から若手女優さんを引っ張ってきてもかなりやれる人が限られている状態。だからこういう試みは意味があることだとは思う…ただ、いかんせん突出した子がいないかな。(ある意味、会社も一緒。) 最後に発表された受賞者はけっこう納得がいくものでしたが。

話を戻して、後半の曲目。
15 ザ ナイト ワズ アライブ(タイタニック)              鈴木綜馬
16 サムタイムス(ブルックリン)                石井一孝/マルシア/シルビア・グラブ/今井清隆
17 魅惑の宵(南太平洋)                    秋川雅史
18 シーズンズ・オブ・ラブ(RENT)               浦井健治
19 私はイエスがわからない(ジーザス・クライスト・スーパースター)  マルシア
20 フォーリー・ベルジュール(ナイン)             大浦みずき
21 ラストナイト・オブ・ザ・ワールド(ミス・サイゴン)     鈴木綜馬/島田歌穂
22 愛した日々に悔いはない(コーラスライン)        シルビア・グラブ
23 彼を帰して(レ・ミゼラブル)                 石井一孝
24 メモリー(キャッツ)                      島田歌穂
25 ミュージック オブ ザ ナイト(オペラ座の怪人)     今井清隆
26 ニューヨーク・ニューヨーク(シカゴ)             鳳 蘭
27 ショー程素敵な商売はない(アニーよ銃を取れ)     全員

うん、いい歌ばかりだった。編成もとってもきれいだったし、有名どころを漏れなくおさえていてこのままCD化してくれるなら欲しいくらい。作品としては観たことがないものも多いんだけど(というか半分以上)、これだけいい歌が含まれるなら是非みてみたいな、と思わせるものが多かった。
全曲コメントしようと思っても無理なので、箇条書き。

☆石井一孝さん。年末の「アラカルト」でもネタになっていた、「ジキルとハイドやりたい!」の件。今回の「デンジャラス・ゲーム」聞いた感じだと是非観てみたいなあ。鹿賀丈史さんのジキハイは、どちらかというとハイドの色が強い感じだけど、石井さんだとその辺の濃さはない分、まっとうな青年だったジキルが変わって行ってしまう恐怖と葛藤が強く出せそうで、イメージが違うものが観られそう。話が苦手なので、一回でいいかな、って思ったけれど彼でやるならまた観てみたい。
☆浦井くん…「RENT」の「SEASONS OF LOVE」歌ったってことは日本版のオーディション、受けたのかなあ。でもロジャーでもマイクでもないよな…とか考えてひらめいたんですが。エンジェルはどうだろう?!浦井くんのエンジェル、シルビア・グラブさんのジョアンナ、とかだったらかなり観たいんだけど。
☆「君住む街」で鈴木綜馬さんのエンターテナーぶりにびっくり(^^)
☆「メモリー」も「愛した日々に悔いはない」も大好きなんですが、最初に聞いたのが久野綾希子さんで、どうしても私の中ではそれを超えないようです。久野さんのグリザベラがあまりに強烈だったので、あれからキャッツを観に行こうと思わないんだよね。
☆「トィナイト」の群唱版、企画としては面白かったんだけど、シルビアのキャラはマリアじゃないだろ。というか、今回マリアが出来そうな方がいないのよね。それより何よりこのメンバーなら、同じウェストサイドでも「トゥナイト」じゃなくて「アメリカ!」をやって欲しかった。自分がウェストサイド物語の中でも一番好きな場面だ、ってのもありますが。

来年、またやってくれるなら是非また観たいです。というか、絶対やって。

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