« やっぱり | Main | 春が近づいてくる »

March 01, 2010

サッカーはもうできないと言われました。

チーム数が増えたとは言え、Jリーグの、特にJ1のトップチームでレギュラーを獲ることは本当に狭き門だ。毎日の練習に真面目に参加して、居残りで練習をして、それでも結果が出せずにチームを去ることになって、でも諦めずに下部リーグや社会人リーグでプレーしたり、練習生から始めて、夢を追い続ける選手たちを数え切れないほど観てきた。
他の理由もあるとは思うけど、とにかく練習中、試合中の彼らを見てるとほんとこの人たちってサッカーが好きなんだ、としみじみ思うんだよね。

*  *  *

大宮アルディージャの塚本泰史選手が骨肉種で手術を受けることを会見を開いて自分の口から発表した。
会見そのものは私は観ていないのだけど、昨日の深夜に某SNSのニュースで知ってとにかくショックで。どこのチームとかもうそういう問題ではなく、せっかくレギュラーの座をつかみつつあったのに、もしかすると代表だってその先にはあったのかもしれないのに、それをまだスタートして間もないのに断念しろ、という通告を受けたという事実は本当に重くて辛い。ハセ(@長谷川祥之)が引退する前の年だったか「試合に出ると痛くて次の朝は満足に歩けない」という話を聞いたり、相馬さんや福永@レッズ、他の多くの選手たちの発言やブログで怪我の痛みと戦っている姿を垣間見たりして、なぜそこまでしてサッカーを続けるのだろう、とへたれな私としては思ったりしたものだけど、それでも彼らはプロとしてピッチに立ちたかったということ。この前の本山のドキュメンタリーだって病気から来る身体の不調とのまさに戦いという感じだったし。
その中で「手術が必要で、手術をしたらサッカーはもうできない」と告知され、何件も病院を回ったのにその診断は覆らず、その気持ちは所詮私などが推し量ることは到底できないと思うのだけど、それでもその中で自分で会見を開いて自分の言葉で伝えようとした塚本選手はとても、信じられないくらい強いと思うのだ。しかも、心配をかけた周りのスタッフやサポーターへの謝罪から始まり、思いやる言葉で終われる、というのは。
大宮は今年は選手登録を残したまま、彼と一緒に戦うのだという。応援するチームとは関係なしに、サッカーから、Jから活力と勇気をもらっているひとりとして彼のことは応援したいし、そして奇跡を信じたいと思う。

http://www.ardija.co.jp/information/clubplayer/201002/infoplayer20100227.html

|

« やっぱり | Main | 春が近づいてくる »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/76834/47693771

Listed below are links to weblogs that reference サッカーはもうできないと言われました。:

« やっぱり | Main | 春が近づいてくる »